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入院記 エピソード4

今日、私の住んでいる町では記録的な黄砂現象が発生しています。
気象台の発表では視界が3キロ〜5キロ程しかないらしいです。
窓から外をのぞくと空は全体的に黄色っぽく、いつも見ている山々は、かすんでいます。

こんな日は、以前私が住んでいた中国での生活を思い出します。
今日は、久しぶりに入院記を書くことにしましょう。

中医(中国式医療機関)での診察を受け、私が糖尿病である確率が非常に高い(間違いない)と
分かり非常に大きなショックを受けました。
しかし、立ち直りの早い私は、医師から指示のあったウォーキングと食事療法を翌日から開始しました。

自宅マンション〜お店の往復を手始めに、食事、営業周りなど可能な限り、移動手段を
歩きに変えました。

それまで使っていたラガシャのトートは、高速歩行には不向きなため、ワンショルダーバックパックに変更。
コンバースのワンスターを履き、とにかく、歩いて、歩いて、歩きまくりました。

初めのうちは、足の痛みや疲れがありましたが、二、三日もすれば慣れてきて
爽快感まで感じられるようになりました。

特に食事は、近くの店を避け、わざと遠くのお店に行くのです。
片道30分、それも結構な早足ですから距離にして3キロほどはあったかと思います。

糖尿病のコントロールで車の両輪にたとえられる食事療法ですが、これにも苦労しました。
ここは中国、とにかく多量の油を使った料理のオンパレード。おまけに味付けは濃いのが一般的。
日本食をはじめとする多国籍料理店も数多くあるのですが、日本で言う定食屋さんのような、
こぢんまりしたお店はほとんどありません。

そこで、外国語大学近くにある学生相手の食堂、融通の利く日本料理屋の数店を
ローテーションで回っていました。

ネットで調べた情報を元に、ご飯を半分残す、揚げ物は衣を残す、タンパク質は
豆腐や魚から摂るようにように心がけました。
当然、間食(甘味飲料含む)も一切やめました。

また、健康食品にも凝り、デパートの健康食品コーナーには毎日のよう足を運びました。
ここのコーナーには糖尿病コーナーもあり、手当たり次第、買いあさりました。
ラカンカエキス、キシリトール、全粒粉ビスケット、オートミール、ノンカロリー飴、
無脂肪ミルク、生豆乳等々...。
こんな感じで数日のうちに、キッチンの収納は健康食品で一杯になりました。
買うと、健康になったような錯覚を起こすんです。(不思議です^^)

そんな糖尿病患者の模範ともいうべき生活を送っているのも関わらず、不思議な現象が
起こっていたのです。


Levi's508 W30 H32

上↑はDM発覚の二週間ほど前に購入したパンツです。
ぴったりサイズのつもりであわせたデニムなのですが、ちょうど運動をはじめた頃から、
徐々にゆるくなってきたのです。
挙げ句の果てには、ベルト無しでは、かなりずり落ちるようになり、ベルト穴の止め位置が
毎日のように変わるのです。そしてついには一番内側になってしまいます。
大げさなようですが、実際そんな感じで、まるで狐につままれたようでした。
(一番内側の穴までを計ったところ約70センチ。と言う事は私のウエストは66〜68センチだったと推定されます)

そんなある日、??? ある情報が頭をよぎります。
「糖尿病がひどくなると痩せる」 

あわてて、カルフールの体重計を拝借し体重を量ってみると52キロしかありません。
自分の目を疑いました。
展示してあった3台の体重計で量りましたが、全て51キロ〜52キロの表示です。

そして、この事件をきっかけに大きな病院で診察してもらうことになるのです。

※おかげさまで現在は、ウエストもぴったりフィットし、ヒップはパンパン、 以前と比べ物にならないほど発達してるようです。


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posted by: コクボ | 入院記 | 16:42 | comments(5) | trackbacks(0) |

入院記 エピソード3

2005年5月初旬、日本人の友人に電話を入れます。
私『最近、調子悪いんですが、日本語の通じるお医者さん紹介して下さい』
Yさん『○○には日本人医師が常駐してますよ。ただ技術的には保障できません』
別の友人にも聞いたのですが、この医師は評判が悪く、やめた方が良いとの事でした。

『どうしよう?』思案していても時間が経つばかりです。
そこで店の支配人に、”私が糖尿病の疑いがあること”を相談してみました。
灯台下暗しとは正にこの事、支配人の母親は医師(西洋医学)だったのです。
また、他の従業員の祖父は中医院(漢方)を経営する院長との事。
早速、連絡をとってもらいます。

中医院の方は明日にでも検査が出来るということで、そちらに決定。
支配人『明朝9時から検査です。今晩の9時からは絶食、禁煙して下さい』
朝一番の尿もとるように指示されました。

その夜は、友人の焼肉店で軽めの夕食。
少な目のご飯と、たくさんの生野菜、鶏肉、砂肝、レバーを少量ずつ食べたと思います。
帰宅後も空腹を紛らわすために大量の水を飲みました。
タバコは吸えず、間食も一切禁止のため、この夜はなかなか寝付けませんでした。
↑の理由より、”糖尿病だったどうしよう”の心配が大きかったんでしょう。

朝起きて一番の尿を採取します。
そこで大問題発生。尿採取用の入れ物が無い。いや貰ってません。
はやる心を抑え...。 キリン午後の紅茶の空きボトルを洗浄し、この中に。(汚くてごめんなさい)
しかし、大丈夫か? もし、洗い残しがあれば異常値が出そうです。

医院には予定通り、午前9時前に到着。
小さな医院です。大丈夫かな?
従業員の祖父の医院とあって、私はVIP待遇です^^
私は応接室に通され、診察を待ちます。横の部屋からなにやら中国語で従業員が話しています。
多分、医師に私の症状を説明していたのでしょう。

程なく、診察室にとおされ視察がはじまりました。
まぶたを捲られたり、脈をとられたり、聴診器をあてられたりと、ごくごく普通の診察。
その後、簡易血糖測定器で血糖測定。
242か3だったと記憶しています。

ネットである程度の知識を得ていた私に、この数値が何を意味しているか明らかでした。
本当に目の前が、真っ暗になりました。
医師の説明では血糖値は高いが糖尿病の確率は70%。最終的な判断は尿検査の結果待ちだと言うのです。
これからの注意事項として、ご飯を少量にする事(明確な指示量なし)、毎日長く歩く事、甘味を摂らない事を指示されます。
診察が終わり、漢方薬を5日分を処方され、5日後に再診する事になりました。

その日から、指示通り食事量を減らし、歩けるだけ歩きました。
食事は必ず遠方の店に歩いて行くように心がけました。
一日10キロ以上歩いていたと思います。

ところが、この運動が大きな間違いである事が後にわかるのです。

続く...


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posted by: コクボ | 入院記 | 18:00 | comments(8) | trackbacks(0) |

入院記 エピソード2

異常な吐き気を経験してからというもの、私の体は一変したように思います。
まず顕著だったのは喉の渇きでした。
それまではたまにしか飲まなかった炭酸飲料が好きになり日に日に飲む量が増えていきました。
特にコーラ、スプライトがお気に入りで病気発覚直前には一日で7リットル以上コンスタントに飲んでいたと思います。

朝起きて冷蔵庫からコーラをとり出し大き目のグラスで1〜2杯一気に飲み干します。
マンションを出るまで時間があれば更に1〜2杯。
マンション下のコンビニで600ml(日本では500ml)のペットボトルを買い車中で飲む。
無くなると直ぐに買い足し甘味飲料のペットボトルを常に持ち歩いている状況でした。

ある日のこと。
それは、友人Sさんの事務所で打ち合わせ中のことでした。
豪快にコーラを一気飲みする私の姿を見て、
Sさんは『ペットボトル症候群って知ってますか?』
私『いえ、何ですかそれは?』
Sさん『血糖が急上昇して突然死する病気だそうです。
水にされてはどうですか』
この頃になると、いくら水を飲んでも喉の渇きはとれず刺激のある飲料でないと癒された気がしなくなってました。
その時は自分には関係ない事だと高をくくり、こんな事になるとは夢にも思ってもいませんでした。

話は少しそれますが、中国コーラ(コカコーラ、ペプシコーラ)は日本のペットボトルサイズは無く600mlになります。
また、1.5Lボトルも無く代わりに2.25Lボトルとなります。
マンションの冷蔵庫には2.25Lのボトルが常時3本以上ストックしてありました。

このような状態が異常であることは簡単に分かることですが、不思議なことに当時は全く気づかなかったのです。
文頭に一日7リットルと書きましたが10リットルくらい飲んだやも知れません。

これと平行してトイレの回数が増えていきます。
昼間は30分に一度ぐらいのペースで行ってたように思います。
そして就寝中は1回が2回になり、3回、5回行ったこともあります。

異常な行動はこれだけに止まらず、甘味にたいしても尋常ではない食欲が湧き出てきました。
店からマンションまでの距離は約1キロです。
いつもは店の車かタクシーで移動するのですが、考え事がしたい時など歩くことがありました。

この日は閉店したのが午前1時過ぎ。
外の気温も高めで良い感じだったので久々にマンションまで歩いて帰ることにしました。
店を出て100メートルほど歩くとコンビにがあり、そこでアイスクリームを購入。
歩きながらぺろりとたいらげてしまい、物足りないので次のコンビニでまたアイスを購入。
またまた、ぺろりと食べてしまう。
最高3本食べたことがあります。

こんな事を繰り返すうちに更に異常行動をとるようになります。
末期にはマンション近くのコンビニで大量の甘味を買いあさるようになるのです。
徳用エンゼルパイ(ナイロン袋に10個入り)徳用チョコパイ、コーラ2.25L、
菓子パン(毛毛虫パン)チョコバー、アイス500ml、ポリジュースのアイス、etc。

末期の食事パターンを紹介しましょう。

PM5時30分(従業員と宅配中華弁当を食べる)
基本的に脂っこく味付けは濃いです。
砂糖使用量は半端ではないと思います。
主食は白米でおそらく400〜500gが一人前でした。
今考えれば恐ろしいほどの高カロリー弁当だったと思います。

PM7時〜9時ごろ(お客さんと食事)
ほとんど焼肉とか ここでまたどか食い(二人前)+アルコール

合間に甘味飲料やアイスクリームの間食

AM2時(帰宅後の夜食)
エンゼルパイ5個、コーラ2.25L一本、アイス、カップ麺
信じられないです。とにかく満腹にしてました。
こんなに食べても胃は平気でした。

通常、寝る前にこれだけ食べれば朝は食べれないと思うのですが...。
朝はマンション下のマックで普通に朝マックしてました。

マックといえば休日の昼食をたまに食べてましたがこんな感じでした。
ハンバーガー×3個
ポテトL
コーラL+コーヒー
ソフトクリーム×1個

とりあえずマックで食べて即行喫茶店へ移動。
アイスコーヒーにガムシロとフレッシュをたっぷり入れ二杯はいってました。
同行した人間がいつも驚くほどの大食漢に変貌していたのです。
このころの食べっぷりなら”でぶや”のレギュラーも夢じゃない!みたいな。痩せだから無理ですネ。

ラーメン用ドンブリにご飯11杯の猪木さんには適いませんが、1日5000Kcal以上、下手すれば10000Kcal近く食べてたと思います。

さすがに ”食べすぎだな” という思いもあったのですが、時期を同じくして体重が減りはじめ『最近歩くから健康的になった』などという間違った馬鹿な認識を持っていました。

しかし、日を追うごとに ”少し痩せたかな”から”痩せすぎちゃうん” に変わっていきました。

異常な食欲発生から半月以上経ってからでしょうか?
体が疲れやすくなり前日の疲労が抜けなくなりました。
とくに朝の起床が辛くて、毎食後睡魔に襲われるのです。
若い頃、連日の夜遊びで翌日の仕事中立って寝たことがありますが、そんな感じで起立して寝れるくらい疲れてました。
これも殺人スケジュールが原因だと高をくくっていたのですが、そのうち仕事への意欲もダウンしてきました。

このころからです。ヤバイと思いはじめたのは。

私の体が衰弱していくのを正しく認識していたのは私より従業員だったようです。
従業員から『コクボさん休んで下さい』とよく言われるようになり、部屋まで送ってもらったこともあります。
今思えば”ヘロヘロ”で歩くこともままならい感じでしたね。

一人で考える時間が持てるようになり、ようやく冷静さを取り戻せたとおもいます。
そんな時です。
もしや...。

多飲、多尿、激疲れ、食べても痩せる。
実は他界した私の叔父が凝尿病を患いインスリン注射をしていました。
この叔父と同じ職場で仕事をしたことがあり、病状についてよく聞かされ、ある程度の知識はありました。
叔父は冗談交じりに低血糖の話とか、ウイスキーや焼酎は問題ないとか話してました。
ただし叔父以外、私の家系に糖尿病はなく”まさか自分が”という気持ちが強かったのですが、
上の症状に加え、”なかなかとれない起床後の手のしびれ”、
”2度しか経験してませんが寝起きに目の前に霧がかかったような状態”を経験し決定的な疑いを持ちました。

それをきっかけとして糖尿病について真剣にネットで調べるようになります。
調べれば調べるほど自分の症状と酷似している。
クモの糸ほどの希望はありましたが、客観的な状況は絶望的で黒であることはあきらかでした。
毎日・毎日、時間が許すだけネットで調べました。調べて調べて調べつくしました。
糖尿病 をキーワードにヒットしたHPの内容の多くは悲観的であり絶望感で一杯。
こんな状況ですから一日2箱だったタバコが3箱に増え状況はますます悪くなる一方です。

これが日本であれば直ぐにでも病院で受診するのですが、ここは中国です。
まず日本人の友人に連絡をとり病院の紹介をしてもらうことにしたのです。

続く...

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posted by: コクボ | 入院記 | 18:00 | comments(6) | trackbacks(3) |

入院記 エピソード1

私は何時この病気を発症したのか?
『もしやあの時じゃないか』と思う瞬間があるのです。

店のオープンをひかえた2005年3月
いつものように朝からインストラクターのNさんと二人で現地採用の従業員教育。
Nさんは接客業のプロ。その道20年のプロ中のプロです。
私は友人関係を良いことに破格のギャラで彼女に教育をお願いしていました。

拘束時間は長くないものの仕事はハードで夕方を迎える頃には
心身共にくたくたになる毎日。

そんなNさんと私の疲れを癒す唯一の楽しみが仕事を終えてからの
食事の時間でした。

その頃、朝食はよっぽどの空腹でなければ食べることはなく食べたしても
パンとコーヒー程度でした。
パンといっても日本のような食パンを入手することは困難でコンビニで
買えるのは菓子パンばかり。
それもトビっきり甘い奴です。
今と違い甘いものは苦手でしたので食欲もわかない訳です。

余談になりますが、
私の住んでいた地方都市は上海や北京と比べようもない田舎で
コンビ二はあるものの全てローカル店。
カルフールやウォルマートもありましたが現地にあわせた品揃えで
欲しい物を入手することは困難を極めました。
こんな状況でしたから食べ物にはとにかく苦労しました。

本題に戻り、
その日は仕事が終わる少し前に友人のSさんから食事の誘いの電話が。
Sさんは既に10年もここで暮らす情報通のオジさん。
私のことを気遣ってたまに連絡をくれる心優しき人です。
Sさん『このあと食事でもどうですか?』
私『いいですね』
Sさん『N先生は湖南料理大丈夫かな?』
私『問題ないでしょう!久々にいいですね』

こんな感じで夜7時に待ち合わせ3人で料理屋に向かいました。
タクシーの中では、愚痴・愚痴・愚痴の嵐です。
思うように進まない従業員教育にいらだちを感じていた私は
ストレス200%。
Sさんに会うとついつい愚痴をこぼしてしまうのです。
日本の常識がここ中国では非常識であったりするので簡単なことを
教育するのに長い時間を費やしてしまうのです。

『国は違えど海外で仕事をするいうことは、そんなものだと思いますよ』
Sさんは笑いながらいつも諭すように話してくれるのです。

その日は特に疲れが激しく、Sさん、N先生も心配するほど酷い状況だったようです。

おかしなもので、こんな疲れた日はアルコールが欲しくなるんです。
まずはビールでいきますか^^
乾〜杯!冷えてない青島ビールをいっきに流し込みます。

旨〜い^^ 
はりつめた緊張感から開放される瞬間です。
ビールが旨いというよりもこの開放感がたまらなく心地良いのです。

ヒマワリの種をつまみに少しビールを飲んだあと料理を何品か注文し
アルコールも追加する事に。

料理は湖南料理の特徴でもある酸っぱ系のものを注文。
湖南料理は中華とベトナム料理を融合させたような感じのものです。
酸っぱい、甘い、ピリ辛でわりと食べやすい料理です。

アルコールは黄酒に決定。
Sさんも私も初めて口にする酒で甘口とのこと。
N先生のリクエストで決定。

湖南料理や削面を食べながら、Sさんの10年の苦労話など聞きながら
ゆっくりと流れる時間を楽しんでいました。

食事をはじめて1時間もたった頃でしょうか。
目の前が真っ白になり、いつもと違う体調の変化に気づきました。
二人に気づかれないように静かに座っていたのですが、そのうち
気分が悪くなり強い吐き気が私を襲います。
我慢できなくなりトイレに立とうとした瞬間なんと!立ちくらみで
立てません。
しかし、気持ち悪さは頂点に達していてすぐにでもお腹の物を
放出したい気分です。

気力を振り絞り小声でSさんに『気持ち悪いので袋を下さい』
ナイロン袋を手に入れた私は席の下にうずくまり...
一区切りついてからSさんN先生に『今日は飲んでないのに不思議ですネ』と
私が言うと、二人とも『疲れてるんですよ』

『きっとそうだろう』と納得し少し会話をしていると
またもや我慢できない吐き気が私を襲いました。

今度は歩けたのでトイレへ移動し...
ここ20年近くこんな経験は無かったので心配でした。
それに何度も襲ってくるのです。

あまりの体調の悪さに店を出ることとなり店外へ。

タクシーに乗れません。
吐き気がおさまらないのです。
30分ほど経過したでしょうか、少〜し良くなったのでタクシーに乗り
私のマンションまで帰りました。
その夜は朝までみぞうちに強い痛みがあり寝れませんでした。
翌日、吐き気はおさまったもののみぞうちの痛みと熱で急遽
仕事をキャンセルしてしまったのです。

私は思うのです。
『発症の瞬間はこれではなかったのか』と。

この後、多尿、口渇、多飲がはじまり、
今まで飲まなかったコーラをはじめとするジュース類を大量に飲むようになったり、甘いものが欲しくなったりと...
体はどんどん変化してきました。

4月に入ると常に体がだるく食べても食べても体重が減る典型的な症状になり病院の診察を受ける事となるのです。

続く...

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posted by: コクボ | 入院記 | 12:51 | comments(7) | trackbacks(0) |

入院記 ○井君おおあばれ

駐車場目撃事件のころから彼の行動は日に日にエスカレート。
白い袋に食料を入れ部屋に持ち帰るようになり、その食料は
皆が寝静まったころ楽しんでいたようです。
更に、ロビーの自販機で黒豆ココアやヨーグルト飲料を購入する姿も
度々目にするようになりました。

ここの病院では毎日4回の血糖測定を行います。
教育入院の患者は時間になると自発的にナースセンターへ行ます。
ところが彼はこの時間いつも寝てるか外出してます。

最初は私が声をかけていましたが ”彼は聞えているのか、いないのか?”
反応がないので、そのうち気にかけなくなりました。

私や○藤さんがナースセンター行くと
看護師さんが「○井さんはどうされました?」と聞いてきます。
私「一応声はかけたんですが寝てるようですよ」

私達が測定を終え病室に戻ると
ナースコール「○井さん!血糖測定しますのでナースセンターへおこし下さ〜い♪」
彼はたいてい1度では反応しません。

2度目か3度目のコールでようやく反応します。
○井君「う・る・さ・い・な〜」
彼は渋々ナースセンターへ

ある日いつものように彼を呼ぶナースコールが...
彼は何度目かのナースコールに反応
○井君の近くから 「ガン・ガン」何かにあたっています。
今日はかなり不機嫌そうです。
そしてナースセンターへ行こうとしません。

痺れを切らした看護師Aさんが病室へ登場
Aさん「○井さんナースコール聞えませんか?」
○井君「シカト」

プッツン!きれたAさんが泣きそうな声で
「なぜ言う事聞いてくれないんですか?ルールを守ってくれないと、皆さんに迷惑がかかります」

病室は一瞬凍りついたかのように...
重苦しいイヤ〜な空気です。

○井君「ブツ・ブツ・ブツ」何か言っていますが言葉になってません。
Aさんの気迫に完全にたじろいでいます。

ここで一気に攻勢に転じたAさん止めの一発!!
「それに、○井さん! 無断で間食してるでしょう。聞いてますよ」

まずいぞ!! それって俺ネタじゃん!!
「間食攻撃は良いけど...聞いてますよ、は、やめてよ〜」

実はAさんに「○井さん間食してませんか?」との質問を受けた私は自慢げに
駐車場での一件を話していたのです。
Aさんの話では、数人の看護師さんがローソンの袋を持ち歩く彼の姿を
目撃していたらしく、間食疑惑が持ち上がっていたそうです。

○井君「ブツ・ブツ・ブツ」相変わらず何を言っているのか分かりません。
必死に応戦する○井君ですが、その声は小さく既に勝敗を決した感じです。

Aさんは更に追い討ちをかけます。
「何を食べたんですか?何を?」

気迫に押されたのか彼の口から思わずポロリ
「ヨーグルトや...」

私「オイオイ 自白するなよ...」

Aさん「それで良いと思ってるんですか? 勝手にしてください」
捨て台詞を残し出て行ってしまいました。

数分後ベテランの看護師Bさんが諭すように言いくるめ
○井君はようやく、その巨体を動かしたのです。

その後は反省したのかナースコールの回数は減り自発的に動くようになりました。

ただ、間食と喫煙は相変わらず続けていました。

退院するまで理解できなかった彼の行動ですが最近おぼろげながら見えてきました。

あくまで想像ですが
彼の行動は社会復帰後を見据た行動ではなかったのか?
喫煙の影響、血糖値を上げにくいデザート、外食への対応、等など
身をもって実験していたのではないか?

そう考えると納得できます。

事実であれば彼の行動は私の一歩も二歩も先を進んでいた事になります。

真実や如何に? 今となっては確認しようもありません...

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posted by: コクボ | 入院記 | 21:08 | comments(4) | trackbacks(0) |

入院記 すごキャラ○井君

今日は○井君について少しお話をいたします。
○井君(目測)はこんな人
身長185cm
体重130kg

上半身とヒップが大きく下半身は比較的細身の
いわゆるアフリカ系アメリカ人体型
年齢37歳と聞いたが頭髪の関係で見た目は45歳
独り言をよく言っている
斜めに傾いた小さめのメガネがちょっとお茶目

担当医に打診していた運動がようやく許可され、同室のお仲間二人と共に
エアロバイクの取り扱いについて看護師さんから説明を受けた。
一通りの説明を聞いた後、私がモデルになり漕いでみることに...

ゆっくり各種設定をおこなっている横からいきなり
○井君が口をはさんでくる。

○井君「ここはこうじゃないの」とか「この設定をしなくちゃ」等など
非常にうるさいのである。
おまけに為口。

私としては年配の○藤さんがいるので丁寧にやっているつもりなのですが
それが理解できないようです。
あげくの果ては手を出してくる始末。

初対面の印象がさらに悪化! 血糖値は上昇!
こんな感じの○井君のベッドは私の隣です。ガ・ビ〜ン。

彼は想像を絶する早食いです。
毎食2分もあれば食べきります。
いくら少ない食事量といえども早すぎます。
食事療法で教わる「ゆっくり30回以上かむ」など眼中に無いようです。
そして、食事を終えると病室から消えます。

エアロバイクに直行し漕いでいます。
運動療法で教わる「食後1時間〜2時間の間に行う」など眼中に無いようです。

そして、おもいっきり汗臭さを漂わせながら一度病室に戻りまた出て行きます。

特別な関心も無く、何処へ行ってるのか?気にも止めなかったのですが
偶然にも彼の行動を知る事となりました。

私が夕食を終えエアロバイクを漕いでいた時の事です。
エアロバイクは談話室の窓際に置かれています。

外はまだ明るく真向かいに見える大駐車場を見ながら漕いでいると
巨漢をゆっさゆっさと揺らしながら歩く彼の姿を発見。
その手には白色のなぞの袋が。
そして、おそらく彼のものであろうKカーの中へ...
Kカーの中の彼は窮屈そうに白い袋から何かを取り出します。

距離が遠くてはっきりとは確認出来ません。

でも、何か食べているように見えます。

いや、間違いなく食べています。

エアロバイクを漕ぐ足を止め凝視すると...

カップアイス?プリン?ヨーグルト?みたいな???
はっきりとは分かりません。

すごい衝撃でした。
だって、だってです。10万円以上の入院費払って なんでやの?

そして、そのはっきり分からない食品をゆっくりと楽しんでいます。
時間にして3分はかけていたでしょう。

その後、またまたやってくれました。

おいしそ〜なタバコの煙。

全くふざけた野郎です。

またまた長くなりました。
続く...

※次回は○井君おおあばれです。お楽しみに

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posted by: コクボ | 入院記 | 19:29 | comments(2) | trackbacks(0) |

入院記 シャントおじさん

今日もまた午前5時前に目覚めてしまう。
うとうとと眠気は残っているのだが寝れない。
「体にインスリンが慣れていないのか」はたまた「就寝時間が早いからか」?である。

今朝も看護師さんの目を盗んで外へ。
とりあえず朝の散歩は禁止されているので微妙な罪悪感を持ちながら詰め所の横を小走りで駆け抜ける。

いつものコースを30分歩いて内科の談話コーナーで休憩していると夜勤の看護師さんから「さっそうと歩いていらっしゃいましたね」と
どちらにもとれそうな言葉をかけられドキドキ。
お気に入りの看護師さんだったのでよけいドキとしてしまった。

現時点、私の部屋には肝硬変のおじいさん、2型の○藤さん、○井君の計4名。

今日は肝硬変のおじいさんが個室へ移り新人さんが入って来るらしい。

朝食前血糖値 ピピ!キッセイが唸る 151
おっと! 朝からイイ感じです。
○藤さんは100以下です。
○井君は120あたりで安定している。
看護師さんにヒューマログ6単位を注射してもらい、楽しみの朝食へ。
おやつを隠れて食べている○井君はベースンを飲んでいるようです。
私としては少し悔しい気持ちです(笑)
ただし彼の蓄尿袋は他の人の物とは一線を画しあきらかに赤黄色い(食事中の方ゴメンナサイ)

食事が終わり少しすると肝硬変のおじいさんが個室へ移動。

午前11時、新人さんが奥さんらしき人と登場。
60過ぎのおじさんです。

「○村です。本日からお世話になります」と奥さんが挨拶。

この○村さんのベッドは私の対面に決定。

ここから災難がスタートするのです。

○村さんは透析患者で糖尿病の事やら病気一般に異常に詳しくそれを私に話してきます。
透析に使うシャントの手術が思わしくなく入院だそうです。
彼は本当に病人なのか?と思わせるぐらい口は滑らかです。

最初はおとなしく聞いていましたが30分もすればイヤになりトイレにかこつけ病室から脱出。

午後からは人口透析についての講義やら入院に至った経緯などその口からはマシンガンの様に次々と話が飛び出てきます。

あげくの果ては
「あんた達も注意しないと透析だよ」とか
「コクボさん、貴方の血管は太いからシャント向きだ」とか
「今のうちにシャントを付けとくべきだ」とか
とにかくうるさいのです。

私が遠まわしに敬遠すると 別の人に狙いを定め同じ攻撃をしてます。
夜も遅くまで起きて物音させるし...まったくもってシャレにならない困ったおじさんです。
この頃は合併症には特に敏感でしたので大きな不快感を感じた事を覚えています。

この○村さんは二日毎に半日かけ人工透析を行い透析日は病室に戻るとぐったりと疲れたはてた様子で2時間ほど眠っています。
だからといって他人に迷惑をかけるべきではないですが、今は理解出来るのです。

続く

※次回はすごキャラの○井君ネタです。お楽しみに

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posted by: コクボ | 入院記 | 17:25 | comments(2) | trackbacks(0) |

入院記 あいつは深夜にやってくる

新しいお仲間が2人加わり色々な意味でにぎやかとなる。
タイプは違うが凄まじい いびき いびき
○井君のいびきが収まったかと思うと絶妙なタイミングで
○藤さんのいびきがはじまる。
○井君は歯ぎしりとの合わせ技である。
じゅうたん爆撃とはこの事か?

早くも4日目に突入
前夜に引き続き、夜中何度か目覚めたような、定かではない。
よし、今夜は遅くまで起きて原因究明だ。自縛霊の仕業か?

今朝も5時前に目覚める。
とりあえず病院内を巡回してみるか。
1Fロビーへ行くと数人の患者さんが暇そうにしている。
外の喫煙コナーにも数人の人影がある。
禁煙中の私にとって他人の煙も魅力的な誘惑になるので行くのはよそう。
再び1Fロビーに戻りモーニングコーヒー(ブラック)をいただく。
ひまひましてると、個室に移動した おせっかいおじさん(良い人ですよ)が
ジャージ姿で登場。
おじさん「よう!早いね。調子どう?」
私「おかげさまで。調子いいです」
おじさん「これから日課のウォーキングだ。気持ちいいよ。じゃー」
軽やかな足取りでおじさんは去っていった。

いいな〜。俺も明日からやるかな(許可無いけど)

部屋に戻ると皆、起きている。一人を除いて。
おはようございます。

新入りさんから洗面所、お風呂などを聞かれる。
私も偉くなったものだ。

午前8時のお勤め 血糖測定&お注射
私、同室のお仲間に「おつとめの時間ですよ」
○藤さんと詰め所へ。
他の部屋のお仲間さんも集まり、いつものように。
ピシ♪ ピ♪ ピシ♪ ピ♪
私は146。血糖値つけ初めての快挙。150以下だ(ヤリ)
○藤さんは私より低かったように記憶してます。
私だけ右腕に6単位ぶち込まれ部屋へ。

戻って早々...あれれ
ナースコール「○井さ〜ん。検査です。詰め所へおいで下さ〜い」
おいおいまだ寝てるし。
○井君「う・る・さ・い・な〜」ぶつぶつ言ってるし。

そんな事にはかまっておれん。超速効打ってる私は早速食事。
今日も豪華な朝食を摂りながら○藤さんと談話。
○藤さん「私も今日から注射らしいです。心配ですね〜」
私、偉そうに「たいした事無いですよ。針なんてうそみたいに細いですよ」
○藤さん「血糖測定でも痛いのに注射となる心配です」
私「絶対大丈夫です。穿刺針とは比較になりません」
何故なのか後輩に対する先輩の気持ち?
安心させてあげようという気持ちで説明しまくる。

楽しい朝食が終わると再び ひまひまな時間に突入。
午前中の予定はテキストとビデオで自己学習。
幸か不幸かこのころから近所の人や知人がお見舞いに来るようになる。
教育入院なので極秘にしていたのだがどこからか情報が漏れたらしい。
気は引けるけどお客さんは嬉しいものです(涙、涙、涙)

この日の回診で運動の許可が出た。
10分間のエルゴメーター(自転車こぎ)

昼食1時間後
待ちに待ったエルゴメーターで運動開始。
太モモの筋肉がかなり落ちているようでけっこうきつい。
漕ぎながら外の駐車場を見ていると彼を発見。
やってます。「車の中でタバコ吸ってるのは」○井君です。
ここの入院中ルールは禁煙、間食禁止です。
「高い入院費払って彼は何しに来たんだろう?」
未熟者の私はこう感じてしまったのです。

○藤さんは午後からインスリン注射の説明を受けたようで夕食からスタート。

午後6時のお勤め お注射
皆さ〜ん。お勤めの時間ですよ。
○藤さんを誘い詰め所へ。
○藤さんもヒューマログのようです。
看護士さん「○藤さん。大丈夫ですから緊張しないで下さいね」
○藤さん「...」
フリーズしてます。
呼吸が完全に止まってます。
あのね あんたは60過ぎでしょ?(ゴメンナサイ)

記念すべき一発目のお注射は無事終了。
その後の夕食で話が盛り上がった事は言うまでも無い。

午後9時お勤め 血糖測定&お注射
いつもの号令で詰め所へ
ここから血糖値を下げる為1単位増量となる。
○藤さん4単位。
○井君はまたまた良い数字で注射なし。

部屋に戻るといつものごとく睡魔が襲ってくる。
今日は我慢して起きなければ。ガンバ・ガンバ!

気付かぬうちに寝ていたようで物音で起きたのは午後11時だった。
○藤さんのベッドが騒がしい。
なんだろう。○藤さんの声が聞こえたので行ってみる。
低血糖症状が出たようだ。
○藤さん「気持ちが悪く看護士さんを呼びました。血糖が72です」

あれ!もしや・もしや
いつも感じていたいやな感じ「血の気が引くような」怪しい。
早速、詰め所へ行き血糖測定。
手が微妙に震えている。
オーット!!!52 だ。
ブドウ糖10gを水に溶かして一気に飲み込む(嘘・嘘・嘘)
ちびちび飲んじゃいました。久々の甘味ですから。
詰め所のベッドで横になり少し様子を見てもらう。

毎晩私を苦しめていた 謎のあいつ は低血糖だったのです。

続く...

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posted by: コクボ | 入院記 | 17:18 | comments(0) | trackbacks(0) |

入院記 すごキャラ現る

昨夜は疲れたのか、環境に慣れたのか9時過ぎには眠ったようだ。
ただ、眠りが浅かったのか何度も目覚めたような気がする。

窓からさし込む日差しで5時前起床。
早すぎ。「ここの起床時間は午前6時」再び横になるが眠れない。
この日から毎日このパターンになってしまったのであった。

同室の人はまだ睡眠中なので音を立てないようにベッドから降り外へ。
ナースステーション横の談話コナーで朝日を見ながらボーと1時間。

中国での出来事が走馬灯のように頭を駆け巡る。
ストレス200%の毎日
「行くべきではなかった!行かなければ発症しなかったのではないか?」
後悔先に立たず...であるが1年前に戻りたい。
一人の時間が出来るとネガティブになり、精神的に不安定な事を実感する。

午後8時ナースステーションへ
私が一番乗り。お先に血糖測定してもらう(お子ちゃま?)
薬剤師さんから血糖測定指導を受けるまで看護士さんがやるらしい。
192(手帳を確認しながら書いております)
看護士さん「まずまずですね」
当時、空腹時血糖が200以上で100台だと非常に嬉しかった。

そんなこんなしてると一人二人とお仲間が集まってくる。
お仲間の血糖値が気になる。よし見てやれ(キョロキョロ)
パシ! ピ! パシ! ピ!
私の記憶が正しければ皆150以下で100以下の人が一人。
エエ!なにそれ 皆、糖尿病ちゃうやんけ。あんたら仲間じゃない。
冗談ですが、軽〜くショックを受けました。
今考えれば当然の事で、他の人は自己分泌がある2型の人ですから。
ランタス組みは去り、強化インスリン組みはログを打ってもらい、いざ朝食。

ボリューム満点の朝食を満喫し、しばし睡眠。
いつもなら30分は寝れるのに10分ほどで目覚める。
インスリン注射をはじめてから眠りに変化が生まれた感です。
午前10時血圧測定、体温測定と問診。
看護士さん「今日は3名新人さんが入られますよ」
看護士さん「一人はコクボさんと同年代だから。楽しみですね」

午前11時過ぎ
○藤さん入室
パッと見60代のおじさんで、いい感じの人
「○藤です。宜しくお願いします」
有名なスポーツ用品店の袋一杯に少し無理のあるウェアーをギッシリつめ
恥ずかしそうに着替えておられた姿がキュートでした。

遅れること10分。
○本さんベッドに横たわり入室
肝臓の病気のようで顔色は黄色を通り越し黒っぽい。
推定年齢70歳
入退院を繰り返している様で看護士さんにも顔が利く曲者

更に遅れること20分
すごキャラの○井君登場。
その堂々とした体格、横柄な態度。存在感アリアリである。
彼にもまして...すごキャラなのがお母上だ。
お母上「○です。皆さん仲良くしてくださいね」
オイオイ!○井君は30過ぎだろ。

ログを6単位打ち楽しみの昼食へ。
私「○藤さんも糖尿病だと聞きましたが...」
○藤さん「はい、10年以上前に発症しその後の不摂生がたたりました」
○藤さんは2型だがインスリンの分泌量が少ないとの事。
インスリン注射のことで話が弾む。

私「ところで○井さんも糖尿病だと聞きましたが...」
一応気を使ったつもり(笑)
○井君「アア!まあそんなとこ。」
私「意味分かんないんですけど」心で叫ぶ。
彼は敬語というものを知らないようだ。
ま、ほって置こう。
しかし彼はすごい。昼食を2分程で食べつくしていた。

午後3時から眼科検診。
強制的に瞳孔を開く何とかいう薬を入れられ待つ事30分。
メチャ気持ち悪い。
暗〜い感じの先生から、問題無いとの事。
一安心。
目が変だ!目の前明るすぎて!かなわんな〜

夕食後、上さんと1Fにある談話コーナーで話をしていると○井君出現。
自動販売機で何か買ってる。オーット!黒豆ココアだ!無糖は無かったはず。
イソフラボン・ボン・ボン♪は良いらしいが、砂糖はXでしょ。
おまけに右手に持った紙袋にはお菓子だ。透けてるぞー。
確かに、あの体(身長180、体重120オーバー)にあの食事は辛いだろう。
分かるような気はする。

午後9時ナースセンターへ
今日は○藤さん、○井君が新しく仲間入りし楽しい計測。
○藤さん150程だったように記憶している。
○井君、黒豆ココアとお菓子を捕食してるのに120程だった。
私は相変わらず265(ノート参照)
カートを4単位。

今日もやけに眠い。まだ9時半前。
その日もいつの間にか眠りについていた。

しかし、睡眠中に異変は起こっていた。

続く...

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posted by: コクボ | 入院記 | 12:28 | comments(0) | trackbacks(0) |

入院記 強がり

□2日目午前
今日は午前中にレントゲンと心電図があり終了まで朝食はおあずけ。
結果!どちらも問題なし。とりあえず安心。

午前10時過ぎ遅い朝食
食パン2枚
味噌汁
ボイルウインナー 2本
ボイルキャベツ 30g
人参 20g
牛乳 200cc
バナナ 1本
ウワ!これはすごいボリューム。何かの間違いか?
間〜違いない!ネームプレートは私の名前だ。
まあ、これでならば合格点をあげよう。
あとで分かったことだが、ここの糖尿病食は朝食のボリュームが一番。
午前の回診で夕食前からインスリン注射をはじめるとの事。

□2日目午後
さあこれから本当の意味での教育入院のはじまりです。
テキスト、ビデオを使った自己学習
カロリーと単位計算と方法指導(栄養士さん、守ってませんご免なさい)

書くと忙しいそうだが実は暇で時間をもてあます。
自己学習は1日1時間あれば十分だし、まだ運動の許可は出ないし。
余った時間はテレビを見たり、病院内を巡回したり。
タバコもやめたし。トホホな状況だ。

午後4時、はじめての血糖測定。
ナースコール「コクボさん詰め所へ来て下さい」
どこから現れたのか4名のお仲間らしき人達が集まってきた。
皆、看護士さんに採血してもらい測定している。
ピシィ!と穿刺針を打つ音。
ウォ!大声をあげる人
目を閉じて怖そうな表情を浮かべる人
4人しかいないけど。十人十色とはよく言ったものだ。
皆、私より年上に見えるのだが...大げさだな。
なんて思いながら、何かアットホームな連帯感というか。心地よい感じ。
この気持ちは何だろう?
それまで自分と家族を騙し強がっていた事を認識しました。

この日の夕食前からインスリン注射開始。
ナースコールの前に再び詰め所へ。
2時間前のメンバーが集まってきます。しかし2人だけ。あれ?

看護士さんから「腕に打ちましょうか?」
私「はい、どこでもいいです」
看護士さん「初めてで怖くないです?」
私「いえ」
看護士さん「す・ご・い・で・す・ね〜」
心の中で「お前は所さんか?」
看護士さんいわく、注射をはじめる方の多くはすごい抵抗を持っているらしい。
私の場合は飲み薬が注射になるくらいの感覚だったのですんなり入れた。

午後9時夕方のお仲間4人が勢ぞろい。
なにかうれしい。皆それぞれキャラもいい。
私を含め3人がヒューマカート、2人がランタス。
この頃には皆と自然に話せるようになり一つ楽しみが出来る。

そうそう、この日は同室のお仲間一人が個室へ。一人が退院。
6人部屋が2人になり静かな少し寂しい夜が過ぎていった。

明日は眼科検診。
少し不安である!

そして、すごキャラの○井君が登場する

続く...

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posted by: コクボ | 入院記 | 15:22 | comments(4) | trackbacks(0) |