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カーボカウント − 

カーボカウンティングについて、これまで二度に渡り解説してまいりましたが、
これは基本的な考え方(雛形)であり、そのままの形で使えるものではありません。

現に私自信、カーボカウンティング(カーボカウント)による血糖コントロールをはじめた頃は、
思う様な結果が出せず、試行錯誤しました。
このコントロール方法を知ってから、食事(朝昼晩)毎に摂取する炭水化物量を固定しました。
主食(ご飯、パン、麺類等)で70〜80g、これにお菜に含まれるものも加味し
アバウトに100gほどの摂取を心がけています。

カーボカウンティングの考え方でいえば、これに対応するインスリンを注射すれば
万事上手くいくはずなのですが、 ところがどっこい そんなに簡単にはいきません。
三大栄養素の残り二つ。タンパク質、脂質は血糖値を上げないとされています。

???
では何故でしょう?
今回はこの要因の一つについて解説します。

それは、タンパク質、脂質が関係しているのです。(と思われます)
前記したようにタンパク質、脂質は血糖値を上げませんが、炭水化物からブドウ糖に
分解される時間を遅らせ、結果的に上昇を生んでいるようです。
つまり、
投与したインスリンが作用(超速効型であれば10分〜2時間)している時間内に十分な
ブドウ糖分解がおわれず、結果的に時間外に作られたものが代謝出来ない。
インスリン投与不足では無く、タイミングズレが起こっているのだと思われます。

これを裏付ける事象として、天ぷら等の揚げ物系はインスリンを増量しても
全く効果がありません。
それどころか、食後1時間あたりに低血糖となり、2時間を過ぎた頃から、じわじわと上昇に転じ
3時間から最高値になり、最悪次の食事まで落ちる事はありません。

また、最近新たに分かったのですが、タンパク質も脂質のような、ブドウ糖分解を遅らせる作用があるようです。

それでは、タンパク質、脂質を多くとる場合はどのように対処すれば良いか?
全く面白くない回答ですが... 食べ過ぎない がお勧めの方法です。
ただし、脂質でも魚系の油は然程影響無いようです(私は上がりません。体質に起因するかも?)

それと、どうしても多く食べたい場合は、 追加打ち だと思います。
食後3時間の血糖値を測り高ければ追加打ちする。(脂質が影響している場合は食後2時間血糖は低く出ます。
2時間後が高いのは食前のインスリン量が少ない)
具体的には、6単位の打つべきところを4単位:2単位に分けるとか、3単位:3単位に分けるとか
自分にあった方法を見つけることです。

※胃腸障害がある方もブドウ糖分解時間が遅れ気味になるらしいです。

長くなりましたので、本日はこれで終わります^^

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posted by: コクボ | カーボカウント | 17:53 | comments(10) | trackbacks(0) |

カーボカウント − 

今日は、スライディングスケールについて話を進めていきます。
Aさんはこれから夕食をとろうとしています。
その前に、まずは食前の血糖値の測定。 170mg/dl もあります。
Aさんは食前に超速効型インスリンを6単位注射していますが、食前血糖値が 170mg/dl と高いので
いつもの6単位だと食後血糖値が高値になることが予想されます。

さ〜て! どうしたものか?
こんな時、貴方はどうされますか? ご飯(炭水化物)を少なめにする。それも、一つの方法でしょう。
私なら、食事量は変えず、インスリン注射量を増やします。
↑このように食前血糖値の状況に応じてインスリンの量を調整(増減)する方法をスライディングスケールと言います。

上の例で説明すると、自分が基準とする食前血糖値を 100mg/dl とします。
ところが、食前血糖値は 170mg/dl と 70mg/dl も高い。
この超過した血糖値 70mg/dl を相殺するインスリンを打つ(増量する)ことになります。

では、何単位増量すれば良いのでしょうか?
そうです。先回説明したカーボカウンティング(カーボカウント) △侶彁 を使えば良いのです。

△侶彁
追加インスリンとして超速効型(Q)を使っているか、速効型(R)を使っているかで計算式が少し変わってきます。
超速効型の場合は分子に1800を使い、速効型の場合は1500を使います。これを1500/1800ルールと言います。

超速効型インスリン使用の場合
1800/(一日の超速効型インスリン合計量+中間型または遅効型インスリン量)

実際のコクボ例)私は追加用に超速効型を使っていますので1800ルールを使います。
1800÷(6単位×3回+N注6単位)= 75mg/dl
ゆえに、超速効型インスリン1単位で約 75mg/dl の血糖値を相殺できる事になります。

速効型インスリン使用の場合は、こちら↓をお使い下さい。
1500/(一日の速効型インスリン合計量+中間型または遅効型インスリン量)

偶然にも、昨日、このスライディングスケールを使う機会がありました。
3時のおやつにエンゼルパイ一つ、きな粉餅二つをいただきました。
食前血糖は 92mg/dl です。


エンゼルパイと、きな粉餅をあわせた推定炭水化物量は40グラム。
ノボラピッド2単位打てば楽勝です... の筈が...。
3時間後(夕食前)血糖値は ア・レ・レの 156mg/dl。
原因は不明ですが、予想外の高値になってしまいました。



そこで、登場するのがスライディングスケールです。
私の場合ラピッド1単位で 約75mg/dl 代謝できますから、
こんな感じになります。 156mg/dl − 75mg/dl = 81mg/dl

通常は夕食用にラピッドを6単位打つところを7単位にして注射します。
当然、いつもの量の食事です。

さてさて。
食後3時間の血糖値は 76mg/dl です。
超出来過ぎの感はありますが^^... が真実です。



今回のように、必ず計算どおりになるとは限りませんが、コントロールの手段としては
とても有効であることに違いありません。


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posted by: コクボ | カーボカウント | 11:33 | comments(4) | trackbacks(0) |

カーボカウント − 

このブログに度々登場するカーボカウンティング(カーボカウント)ですが、コメントやメールで、「カーボカウンティングについて詳しく知りたい」との
要望を受けますので、私の理解の範囲内でご説明します。

カーボカウンティング法の考え方
血糖値に直接的な影響を与える栄養素は炭水化物(糖質)です。
例えば、脂質とタンパク質だけなら沢山食べても、血糖値はほとんど上昇しません。
教育入院を経験された方や糖尿病食事指導を受けられた方で『カロリー計算を完璧にしても血糖値が乱高下する』という
経験をされた方が少なからずおられると思います。
私もその中の一人ですが、「何故、カロリー計算された食事であるにもかかわらず、乱高下するのか?」
理由は簡単。血糖値は摂取カロリーに比例するのではなく、炭水化物(糖質)とほぼ比例するからです。
つまり、炭水化物(糖質)量を把握し、それにバランスする正確なインスリン量が分かれば血糖値は上下しないのです。
では、どのようにしてインスリン量を求めるのでしょうか。
そこで使われるのが、カーボカウンティングという計算方法なのです。

計算(式)方法
カーボカウンティングには大きく分けて二つの計算式があります。
1)これから食べる食事に、何単位のインスリンを打てばよいのか求める計算。→ ,侶彁と呼びます。
2)既に上昇してしまった血糖値を下げるのに必要なインスリン量を求める計算。(スライディングスケール用)→△侶彁擦噺討咾泙后

,侶彁
追加インスリンとして超速効型(Q)を使っているか、速効型(R)を使っているかで計算式が少し変わってきます。
超速効型の場合は分子に500を使い、速効型の場合は450を使います。これを450/500ルールと言います。

超速効型インスリン使用の場合
500/(一日の超速効型インスリン合計量+中間型または遅効型インスリン量)

実際のコクボ例)私は追加用に超速効型を使っていますので500ルールを使います。
500÷(6単位×3回+N注6単位)=20.8グラム
ゆえに、超速効型インスリン1単位で約21グラムの炭水化物を代謝できる事になります。

速効型インスリン使用の場合
450/(一日の速効型インスリン合計量+中間型または遅効型インスリン量)

では、これをどのように利用するのでしょう。
例えば間食に、ミスドのフレンチクルーラーを2個食べるとします。
フレンチクルーラー一つの炭水化物量は約16グラムです。これを二つですから合計32グラムとなります。
(最近の食べ物はファーストフードをはじめ、ほとんどの物に炭水化物または糖質の表示があります)
フレンチクルーラー2個分を食べる計算は→ 32グラム÷21グラム=1.52単位
この計算により、インスリンを1.5単位〜2単位打てばバランスする事になります。

例えば朝食の場合どうでしょう。
食パン2枚(六切)=70グラム
ジャム10グラム=7グラム
ゆで卵2個=0グラム
ハム30グラム=3グラム ※1
野菜サラダ100グラム=7グラム ※2
ドレッシング10グラム=3グラム
牛乳200cc=10グラム
みかん1個=10g

合計 110グラム
110グラム÷21グラム=5.2単位
これにより5単位か6単位でバランスすることが分かります。

※1 ハム、ソーセージ、かまぼこ等の加工食品は約10%で計算する。
※2 野菜は種類で、差が大きいが7%で計算する。

このように、インスリン1単位当たりで代謝できる炭水化物量が把握出来れば、
より正確な血糖値のコントロールが出来る可能性がでてきます。
ただし、この方法で全て上手くいくかと言うと、そうとも言えないのが血糖コントロール。
この他にも重要なファクターがありますので、それは次回に説明します。


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posted by: コクボ | カーボカウント | 18:02 | comments(4) | trackbacks(0) |

カーボカウンティング(カーボカウント)

私の食生活の方向を決定付けたカーボカウンティングとはなんぞや?
欧米では常識となっている血糖コントロール方法です。
血糖値の上昇に直接関係している栄養素は炭水化物(糖質)です。
タンパク質、脂質は上昇時間に大きな影響を与えますが血糖値を上げる効果は
ほとんど無いようです。
具体的には食事に含まれる炭水化物量を大まかに把握しそれにバランスする
インスリンを注射するのです。
炭水化物量はほとんどの場合、食品のパッケージ裏面に表示されています。
また、表示の無いものについては食品成分データベース等で調べます。
次にインスリン1単位にバランスする炭水化物量は個々人で違いますのでこちらこちら
参考にして求めます。
私の場合<450の法則摘要 通常超速効型では500を使います>
毎食3回×6単位=18単位(超速効ノボラピッド)
就寝前4単位
合計 22単位
※450/22≒20g 私のインスリン1単位にバランスする炭水化物量は20gとなります。

今日の朝食(食品データベース、食品表示で調べた炭水化物量)
食パン 120g(60g)
マカロニ 30g(9g)
納豆50g (6g)
ボイルドエッグ 50g(-)
ベーコン 20g(-)
生野菜 150g(8g) 野菜は多種のため5%を炭水化物とする
ウスターソース 10g(3g)
低脂肪乳 250g(11g)
合計 97g/20≒5単位
結果 朝食前 88 昼食前 86

私の場合、食前1回の注射では血糖上昇の時間とずれが生じるため食前4単位、
1時間30分後に2単位追加しています。
計算上の必要量は5単位なのですが3+2では効果が薄いため経験上1単位多めにしています。
この情報を得てから実践していますがコントロールが容易になりました。
このメニューを見ていただければ分かるようにカロリー至上主義にまったくあてはまりません。

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posted by: コクボ | カーボカウント | 17:00 | comments(4) | trackbacks(0) |