<< プロテインマスタ | main | 予期せぬ刺客 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by: スポンサードリンク | - | | - | - |

カーボカウント − 

このブログに度々登場するカーボカウンティング(カーボカウント)ですが、コメントやメールで、「カーボカウンティングについて詳しく知りたい」との
要望を受けますので、私の理解の範囲内でご説明します。

カーボカウンティング法の考え方
血糖値に直接的な影響を与える栄養素は炭水化物(糖質)です。
例えば、脂質とタンパク質だけなら沢山食べても、血糖値はほとんど上昇しません。
教育入院を経験された方や糖尿病食事指導を受けられた方で『カロリー計算を完璧にしても血糖値が乱高下する』という
経験をされた方が少なからずおられると思います。
私もその中の一人ですが、「何故、カロリー計算された食事であるにもかかわらず、乱高下するのか?」
理由は簡単。血糖値は摂取カロリーに比例するのではなく、炭水化物(糖質)とほぼ比例するからです。
つまり、炭水化物(糖質)量を把握し、それにバランスする正確なインスリン量が分かれば血糖値は上下しないのです。
では、どのようにしてインスリン量を求めるのでしょうか。
そこで使われるのが、カーボカウンティングという計算方法なのです。

計算(式)方法
カーボカウンティングには大きく分けて二つの計算式があります。
1)これから食べる食事に、何単位のインスリンを打てばよいのか求める計算。→ ,侶彁と呼びます。
2)既に上昇してしまった血糖値を下げるのに必要なインスリン量を求める計算。(スライディングスケール用)→△侶彁擦噺討咾泙后

,侶彁
追加インスリンとして超速効型(Q)を使っているか、速効型(R)を使っているかで計算式が少し変わってきます。
超速効型の場合は分子に500を使い、速効型の場合は450を使います。これを450/500ルールと言います。

超速効型インスリン使用の場合
500/(一日の超速効型インスリン合計量+中間型または遅効型インスリン量)

実際のコクボ例)私は追加用に超速効型を使っていますので500ルールを使います。
500÷(6単位×3回+N注6単位)=20.8グラム
ゆえに、超速効型インスリン1単位で約21グラムの炭水化物を代謝できる事になります。

速効型インスリン使用の場合
450/(一日の速効型インスリン合計量+中間型または遅効型インスリン量)

では、これをどのように利用するのでしょう。
例えば間食に、ミスドのフレンチクルーラーを2個食べるとします。
フレンチクルーラー一つの炭水化物量は約16グラムです。これを二つですから合計32グラムとなります。
(最近の食べ物はファーストフードをはじめ、ほとんどの物に炭水化物または糖質の表示があります)
フレンチクルーラー2個分を食べる計算は→ 32グラム÷21グラム=1.52単位
この計算により、インスリンを1.5単位〜2単位打てばバランスする事になります。

例えば朝食の場合どうでしょう。
食パン2枚(六切)=70グラム
ジャム10グラム=7グラム
ゆで卵2個=0グラム
ハム30グラム=3グラム ※1
野菜サラダ100グラム=7グラム ※2
ドレッシング10グラム=3グラム
牛乳200cc=10グラム
みかん1個=10g

合計 110グラム
110グラム÷21グラム=5.2単位
これにより5単位か6単位でバランスすることが分かります。

※1 ハム、ソーセージ、かまぼこ等の加工食品は約10%で計算する。
※2 野菜は種類で、差が大きいが7%で計算する。

このように、インスリン1単位当たりで代謝できる炭水化物量が把握出来れば、
より正確な血糖値のコントロールが出来る可能性がでてきます。
ただし、この方法で全て上手くいくかと言うと、そうとも言えないのが血糖コントロール。
この他にも重要なファクターがありますので、それは次回に説明します。


グッド 励みになります! クリックお願いします − 人気blogランキング


□ なんでも掲示板開設しました 皆さんどんどん書き込んで下さい □
posted by: コクボ | カーボカウント | 18:02 | comments(4) | trackbacks(0) |

スポンサーサイト

posted by: スポンサードリンク | - | 18:02 | - | - |
コメント
 
2006/03/16 4:40 PM
Posted by: ぽちゃ
こんにちは。
とっても分かり易くまとめてありますね。
感心致しました〜(o^O^o)
その成果が毎日の血糖値に出ているんですね。
2006/03/16 5:37 PM
Posted by: コクボ
ぽちゃさん、こんにちは。
ありがとうございます。
通常の日記系ならあまり考えずに、勢いだけで(^^;)書けるのですが、解説系は難しいですね。
嘘や、間違った内容は書けないし、文書にも気を使います。
この特集は、これからも連載する予定です。
やる気がでました。^^
2009/03/14 10:20 AM
Posted by: すず
こんにちは。
お世話になります。
とてもわかりやすい説明でした。
勉強になります。
私も,侶彁纂阿鮖箸い燭い隼廚い泙后
,侶彁纂阿和召離ぅ鵐轡絅螢鵑任盪箸┐泙垢?
私は基本に朝ランタスを14単位、夜ランタス14単位と2度注射をします。合計28単位です。
それと合わせてヒュ−マログを食事の度に注射をします。
この場合の計算式を教えてもらえませんか?
宜しくお願いします。
2009/03/18 4:49 PM
Posted by: コクボ@管理人
すずさん、こんにちは。
超速効型は分子を500、速効型は450で計算します。
遅効型(ランタス)や中間型のみ、使っている場合はあてはまりません。
ただし、何かの法則はあるのでしょうから、実験していけば、自分にマッチした数字が分かってくるかもしれません。
しかし、カーボカウントも完璧ではありません。
その日の身体の調子や、食べ物の食べ合わせで、あっけなく外すこともあります。
失敗したときの事を、調べれば次の失敗が減ります。
こんな感じで、精度を上げていけばコントロールしやすくなるます。









トラックバック
 
http://iddm.jugem.jp/trackback/160